2016年2月29日月曜日

『セールスマンが教えてくれない金融商品のしくみ』

永野良佑(2011)『セールスマンが教えてくれない金融商品のしくみ』中央経済社


<きっかけ>
・書店で見て興味を持った。


<読む前に期待したこと>
・資金調達に携わる者として、金融機関に対して逆に提案できるスキームはないか探す。
・金利の増減のメカニズムに自信がないので、詳しい情報があれば記録する。


<読む前に期待したこと>
・今まで漠然としか理解していなかった、インフレと金利上昇の関係が記載ありました(pp8)。


インフレになる  → 物に対するお金の価値が下がる → 将来のお金よりも、現在のお金のほうが価値があるとみんなが気づく → 多くの人がお金を貯めておく代わりに使うようになる → さらには、後でお金を返すほうが経済的合理性があるため、お金を借りる人が増える → お金のレンタル料である金利が上がる


この説明により、インフレが起きると、中央銀行は政策金利を下げることでインフレを抑制する理由が分かった。

・仕組みが複雑であればあるほど、投資家に不利で、発行者に有利にできているの注意(pp116)。何度も表現を変えて同様のメッセージが登場した。

・今駐在している国の現地通貨で借入をする必要があるのだが、資金調達する側としては、日本で外貨建て社債を発行できたらおもしろいと思った(pp94-95)。





今日のインプット

なし

2016年2月28日日曜日

『スーパーベターになろう!』

ジェイン・マクゴニガル著;武藤陽生・藤井清美訳(2015)『スーパーベターになろう!』早川書房


<きっかけ>
・いろいろ悩んでいた。何を悩んでいるのかわからないほど悩んでいた。
・書店で見つけて面白そうだった。


<読む前に期待したこと>
・行動に移せそうなことを記録し、実行する。



<実際に読んでみて>
・「最悪の、一番役に立たない反応」の正反対を考えることにより、①逆境に対して取りうる最悪の行動を想像することで、その状況における自分の主体性が浮かび上がることと、②特定のポジティブな意味のある目標が与えられること(pp205-208)。

考えてみた。

(最悪の、一番役に立たない反応)
嫌いな人がいる       → 二度とその人とは会わない人生を送る
勉強が計画通り進まない → 何にも挑戦せず、自分のできることしかしない
やりたいことはたくさんあるが、時間がない → 何も考えないで、誰かに指示されたことだけやる


(その正反対)
嫌いな人がいる       

→ 後の人生で、もっと嫌な思いをするかもしれない予行練習だと思って最低限接する
→ 反対の意見を持っている人に自分の意見を話す訓練だと思って、思い切って話しかけてみる
→ そのことを相談することができる人がいるありがたさに、今気づくことができた


勉強が計画通り進まない 

→ 自分のスケジュールに余裕を持って計画を立てる
→ 隙間時間を活用する
→ つきあいでだらだら時間を過ごすのをまずは減らす


やりたいことはたくさんあるが、時間がない 

→ 自分にとって本当に大切なことは何かを考えるきっかけを今手に入れていると考える
→ いろいろな人必要とされている人間になれたことに感謝する


・世界はパワーアップアイテムであふれている(pp247-249)。パワーアップアイテムを記載してみようと思った。とりあえず12個見つかった。


<その他>
・かなり急いで読んだので、もう1回読むともっと情報が手に入るかもしれない。




今日のインプット

■ファイナンス 25分
■ジム 1時間25分
■読書 1時間20分


ファイナンスは、問題集縦串(債券価格と利回り)。読書は、拾い読みとまとめ作成。





2016年2月27日土曜日

『AJINOMOTO グローバル競争戦略』

林廣茂(2011)『AJINOMOTO グローバル競争戦略』同文館出版


<きっかけ>
・2009年に発表された味の素の業績予想で登場したこのスライドを見て、味の素の新規国戦略に興味を持っていた。


・「お客様の価値」というのは、一人当たりGDPとも読み取れる。進出する国の一人当たりGDPにあわせて投入する商品をずらしていくのは、仕事でまさに考えていることだった。



<読む前に期待したこと>
・味の素と同様に、一人あたりGDPに応じた商品投入を行っている会社はあるかを知る。
進出している国で一人当たりGDPが大きくなるにつれて、新商品を投入する必要があるが、自力で新商品開発するには研究開発費が大きくかさむ。そこで、M&Aを行うことはあったのかを知る。
・どんな組織体制や企業風土が、こういった新商品投入戦略を可能にしたのかを知る。


<実際に読んでみて>
・味の素と同様にグローバルに現地適応化を進めているのが資生堂(pp6-7)。資生堂のIRも注意してみてみるようにする。


・味の素のライバルであるネスレやユニリーバは積極的なM&Aでグローバルジャイアント企業になった(pp14-15)。


・1960年より進出したタイでは、まさに上記の成功モデルを具現している(pp46-47)。


・「多角化成長に向けたM&A戦略の妥当性」(pp130-131)では、次なる成長のためにM&Aが必要であると記載ある。すでに2006年に味の素は香港のアモイフードを買収している。



<その他>
・味の素クラスの会社でも、海外子会社の人材の定着に悩んでいて、人事評価制度は試行錯誤をしているところ(pp327、332)。





今日のインプット

■ファイナンス 30分


ファイナンスは、教科書縦串(債券価格と利回り)。

2016年2月26日金曜日

インプットからアウトプットへ(1)

2008年5月13日からブログを始めてから今日まで、2845日が経過しました。ご存知かと思いますが、エントリの最後に、将来に向けた勉強に割いた時間を記録してきました。


呼び名は、「今日の将来投資」 → 「本日の配当」 → 「今日の投資」 → 「今日のインプット」という順に変遷してきました。一番細かく記録していたのが、「本日の配当」時期で、すべての時間を4等分にして記録していました(詳しくは → 時間管理を再考する(1)時間管理を再考する(2))。


さすがにそこまで分類しても得られるものがあまりなかったため、結局、24時間のうち、どれくらいの時間を勉強の時間に費やしたかを記載して今日に至っています。


ごりらの計画としては、インプットの割合を、どんどん年齢とともに下げていき、アウトプットに費やすつもりでいました。その計画を示したのが下の図です。縦軸に、24時間の使い方の割合、横軸に年齢が配置されています。



■年齢と共に変わるインプットとアウトプットとの関係(ごりらの人生計画)


























6歳の赤いラインを見ると、インプット95%、アウトプット5%となっています。これは、6歳のときは、情報を収集して学習することに時間が主に使われていることを意味します。アウトプットとして使われるのは、自分で楽しいと思えることを見つけ出して楽しんでいるときです。


22歳では、仕事を始めてアウトプットが増えますが、それでも社会人としていきなり活躍することはまれですので、下積みの時期としてインプットと捉えられる時間がまだ残っており、インプット60%、アウトプット40%くらいでしょうか。ごりらが20代のとき仕事上の飲み会のつきあいが悪かったのは、インプットの時期に、アウトプットばかりしても合理的ではないと思っていたからです。でも、自分が40代、50代になったら、飲み会は重要なアウトプットの機会だと捉えて参加すると思います。


60歳になってみると、アウトプット80%くらい、インプット20%くらいで、アウトプットがインプットを逆転しています。仕事で新しく学ぶことは少なく、これまでの経験とそこからの学びを生かして、後身の育成をしたり、経済的および時間的な自由を手に入れて、自分自身の趣味に費やす時間が増えると考えていました。


先日、ブロガーのちきりんさんとお話をする機会がありました(詳しくは 『多眼思考』 の2016年2月25日追記を参照)。ごりらのブログを見ていておっしゃっているのではないかと思うほど、インプットとアウトプットという話がたくさんでてきました。


①戦後の教育方針を背景に、日本人は、インプットの訓練ばかりして、アウトプットの訓練がないがしろにされてきた。
②これまでアウトプットの効率を高める訓練をしてこなかったため、日本人の労働生産性が低くなっており、数字として顕在化している。
③少ないインプットで、大きなアウトプットを出す訓練、努力をすることで、仕事を早く切り上げ、もっと自分のやりたいアウトプットに費やすことができる。


こんなお話をしていただいた後、自分自身のインプットとアウトプットの時間の使い方を見ていると、実は、ごりらの人生は下記の図くらいの割合で推移するのではないかと思ってしまいました。


■ごりらの実際の人生(?)
























つまり、将来にわたってインプットばかりで、アウトプットを全然していないのではないかと気がついたのです。仕事で成し遂げたいと考えていることがあり、それは思い切ってちきりんさんに伝えたのですが、もっとできることがあると、いくつかの斬新なアイディアとともに励まして(煽って)いただきました。


これまでの人生を振り返ってみると、そんなことを言ってくれた人はどこにもいませんでした。割と自分の限界に挑戦しているよね、という目で高校生から社会人に至るまで周りの人は声をかけてくれたと思うのですが、「そんなの大したことないよ。まだまだできるでしょー」と言ってくれた人は、人生で始めてです。


少し考えてみると、それもそのはずでした。自分の限界に挑戦していたのは、自分のインプットの限界に挑戦していたからです。「まだまだできるでしょー」というアドバイスは、「まだまだアウトプットできるでしょー」という意味だからです。そのことに気づいたとき、ちきりんさんなりの励まし方で、「アウトプットを増やして、もっと人生を楽しんで」と言っていただいたのだと理解できました。また、自分は、アウトプットのためのインプットを本当にしていたのか、もう一度考えてみようと思いました。ありていに言えば、自分の夢や、自分が後で楽しむために努力しているのであって、努力のために努力してはいけないということですね。



別れの際に書籍にサインをお願いすると、こんなメッセージを記載いただきました。


「夢を10倍に! いや 100倍にして頑張ってください」


そんじゃーね(1回書いてみたかった)





今日のインプット

なし

2016年2月24日水曜日

(121)風はたくさんの名前を持っていた。


風はたくさんの名前を持っていた。世界のこの地域では、それはシロッコと呼ばれていた。海から東の方へ、水蒸気を運ぶからだった。少年の遠い故郷では、風はレバンタールと呼ばれていた。



パウロ・コエーリョ著;山川絋矢・山川亜希子訳(1994)『アルケミスト ー 夢を旅した少年』地湧社、pp176



名前のないものを知覚することはできません。風は、たくさんの場所でたくさんの名前で呼ばれることにより、それぞれの存在を認識されます。この木の上を吹いていた風にも名前はあったのかと思いつつ。





今日のインプット

■ファイナンス 15分


ファイナンスは、教科書縦串(債券価格と利回り)。

2016年2月23日火曜日

(120)そよ風が吹き始めた。



そよ風が吹き始めた。部族の男たちは、少年は遠くから見ていた。彼らは仲間同士で、少年には理解できない言葉で話していた。
錬金術師はにっこりした。



パウロ・コエーリョ著;山川絋矢・山川亜希子訳(1994)『アルケミスト ー 夢を旅した少年』地湧社、pp176



自身を風に変える挑戦をする少年ですが、最初の入りは順調のようです。錬金術師はその様子を把握している様子です。空と海が一つになる境界線は、いつ見ても美しいです。





今日のインプット

■ファイナンス 45分


ファイナンスは、教科書縦串(債券価格と利回り)。



2016年2月22日月曜日

『図解 はじめての企業買収』

アーンスト・アンド・ヤンク・アドバイザリー株式会社;アーンストアンドヤンク・トランザクション・アドバイザリー・サービス株式会社(2013)『図解 はじめての企業買収』中央経済社


<きっかけ>
・先輩に感化され、M&Aに興味を持った。


<読む前に期待したこと>
・M&Aで失敗しやすいポイントを記録する。
・FAにできることとできないこと、得意なことと苦手なことは何かを知る。


<実際に読んでみて>
・M&Aアドバイザーの業務内容は、主に「交渉」と「調査・手続き」(pp25)とある。交渉を支えるためには買収価格の許容範囲を持っていることと、調査・手続きを進めるためには俯瞰的に管理をすることが重要だと気づいた。

・デューデリジェンスは、財務のことばかりだと思っていたが、年金と環境、知財もあると気がついた(pp41)。

・デューデリジェンス業務を担うプロフェッショナルの記載がある(pp43)。国内の一般のM&Aであれば、監査法人グループをメインにして、法務デューデリジェンスを法律事務所系にお願いするのが無難と読めた。しかし一方で、監査法人グループにあらゆる分野にスターが揃っているとは思えないので、どこに弱いかを見極めて、専門のコンサルに任せるのがよいと思った。

・買収価額の交渉において、メーカーの場合は設備投資で数値が変わってくるので注意が必要(pp69)。投資計画は細かく見ないといけないと感じた。

・業務プロセスやITシステムの移行で失敗する例も多い(pp92-93)。システム統合がスムーズに進むか、買収決定前に確認しなければならないと気がついた。

・クロスボーダーM&Aの失敗例として、下記がある(pp100)ので、対策を考えてみた。

①情報提供を依頼しても、相手の社内資料が整備されていない → その資料は何のために必要なのか考えた上で、代替できそうな資料を出してもらう

②買収先の会計基準が、監査報告書に記載されている基準と異なっていた → 監査報告書に記載されている基準で作った財務諸表と、現在の基準で作った財務諸表の違いを監査法人に出させる。

③土地の実際の所有権が確認できない → 近所の人に確認。買収価格にリスクとして反映させる。

④統合の許認可がなかなか取得できない → 当初のアドバイザリー契約に統合の許認可が降りなかった場合のフィーの計算も盛り込む。

⑤統合による本社移転の際、転居に対する従業員の抵抗が思ったよりも高く、人材流出が起きる → 人材の引止めに関する契約を事前に締結する。

⑥買収後に日本語のうまいスタッフを抜擢したところ、本当のキーパーソンである別のスタッフはやめてしまった → 幹部人材の退職に関する契約の事前締結。


<その他>
・知りたいことを持った上で読んだため、10分で読めた。






今日のインプット

■ファイナンス 35分


ファイナンスは、教科書縦串(債券価格と利回り)。

2016年2月21日日曜日

(119)「お前が何を話しているやら、わしにはわからない」


「お前が何を話しているやら、わしにはわからない」と砂漠は言った。



パウロ・コエーリョ著;山川絋矢・山川亜希子訳(1994)『アルケミスト ー 夢を旅した少年』地湧社、pp175




まず少年は、砂漠に自分を風にするのを助けてほしいと頼みます。最初は砂漠との交渉に苦労しますが、砂漠は、風が吹くのを助けるために砂を貸すことを同意します。





今日のインプット

■読書 1時間35分
■ファイナンス 30分


読書は、拾い読みとまとめ作成。ファイナンスは、教科書縦串(債券価格と利回り)。

2016年2月20日土曜日

(118)少年は地平線を見た。


少年は地平線を見た。遠くの方に山があった。そして、砂丘や岩や、とても生きていけそうにない場所にしがみついている植物もあった。そこには、少年が何ヶ月もの間さ迷っていた砂漠があった。そんなに長くいたにもかかわらず、彼はそのほんの一部しか知らなかった。そのほんの一部の中で、彼はイギリス人や隊商や部族間の戦争や、五万本のやしの木と三百の井戸のあるオアシスに出会ったのだった。



パウロ・コエーリョ著;山川絋矢・山川亜希子訳(1994)『アルケミスト ー 夢を旅した少年』地湧社、pp174



運命の日がやってきました。少年の回顧と瞑想が始まります。ここから、少年による砂漠、太陽、風との対話が始まります。少年は、何ヶ月もかかって、スペインからエジプトにやってきたのです。






今日のインプット

なし

2016年2月19日金曜日

(117)第三日目、首領は彼の部下たちを集めた。


第三日目、首領は彼の部下たちを集めた。彼は錬金術師を会議に呼び出して言った。「自分を風に変えるという少年を見にゆこう」
「まいりましょう」と錬金術師が答えた。



パウロ・コエーリョ著;山川絋矢・山川亜希子訳(1994)『アルケミスト ー 夢を旅した少年』地湧社、pp173



ついに約束の日がやってきました。自分は風にする術は知っているものの、このとき錬金術師は何を思っていたのでしょうか。少年が必ず成功すると信じていたか、それとも、少年が失敗しても生き延びる方法を考えていたのか。





今日のインプット

なし

2016年2月18日木曜日

(116)第二日目、少年は野営地の近くにある崖の上に登った。



第二日目、少年は野営地の近くにある崖の上に登った。見張りの兵士たちは、彼にそこに行ってもいいと言った。彼らには、風を姿に変えるというという魔法使いのことをすでに聞いていて、その少年の近くにはいたくなかった。いずれにしても、砂漠を越えることは不可能だった。



パウロ・コエーリョ著;山川絋矢・山川亜希子訳(1994)『アルケミスト ー 夢を旅した少年』地湧社、pp173



自身を風に変えるという難題を与えられた少年に、時間は待ってくれません。砂漠で移動手段の馬を奪われ、逃げることもできません。あと1日です。写真は、ホテルのテラス席から取った写真です。緑とビルのバランスがちょうどいいです。






今日のインプット

なし

2016年2月17日水曜日

『海外M&Aに役立つ グローバル戦略の勘どころ』

小林一郎(2013)『海外M&Aに役立つ グローバル戦略の勘どころ』中央経済社


<きっかけ>
・海外で働くと、M&Aのさわりくらいの話はよく出てくるため、興味をもっていた。


<読む前に期待したこと>
・海外M&Aに携わった際に気をつけることを記録する。
・海外M&Aを行う前に、どんな経験を積めばよいかヒントにする。


<実際に読んでみて>
・日本企業によるM&Aの失敗のパターンが記載あります。もっともらしいと思ったものを記録します。

1. 誘われるがままにM&Aを行ってしまい、戦略と経営行動が一致していない(pp12)
2. ターゲット企業の成功要因を読み違えている(pp14-15)
3. リーダーシップの不在(pp21)

・明確なビジョンを持ったプロフェッショナルマネジメントが海外現地法人を経営するべきである(pp80)

・海外企業買収では、何年で回収できるか考える(pp94)。


<その他>
・M&Aの話というよりは、グローバル経営に力点が置かれているような印象があった。





今日のインプット

■読書 45分


読書は、拾い読みとまとめ作成。

2016年2月16日火曜日

(115)「あなたは何をしているのですか?」


「あなたは何をしているのですか?」
「はやぶさにえさをやっている」
「もし僕が風に変わることができなければ、僕たちは死ななくてはなりません」と少年は言った。「なぜはやぶさにえさをやるのですか?」
「死ぬかもしれないのはおまえだよ」と錬金術師は言った。「わしは自分を風に変える方法を、すでに知っている」



パウロ・コエーリョ著;山川絋矢・山川亜希子訳(1994)『アルケミスト ー 夢を旅した少年』地湧社、pp172



約束の期日が迫ってきているというのに、悠然としている錬金術師。なんと、自分は風になる方法を知っているとのことです。少年だけが、風になるこる方法を知らず、このままでは部族に殺されてしまいます。少年は追い込まれてしまいました。写真は、海の見えるレストランから。海からの風を感じながら、空を見ます。このときの少年が見上げた空と、ごりらが見た空は同じかもしれませんが、どんな気持ちで見るかによって、見える景色は違うでしょう。空は、心の鏡とも言えます。







今日のインプット

■ファイナンス 1時間5分


ファイナンスは、教科書縦串(投資の現在価値)。


2016年2月15日月曜日

『10秒で相手を見抜く&操る 心理術サクッとノート』

スタジオポルト;小林ぴじお著;神岡真司監修(2015)『10秒で相手を見抜く&操る 心理術サクッとノート』永岡書店


<きっかけ>
・書店で平積みされて興味をもった。
・久しぶりに軽い本を読んでみようと思った。


<読む前に期待したこと>
・使えそうなことで、知らなかったことを記録する。


<実際に読んでみて>
・能力の高い部下に、報・連・相をこまかくしてもらいたいときは、上司が教えを請う形にする(pp109)。
NG: きちんと報告してくれないと困るよ
OK: 交渉をうまくまとめたね。どうアプローチしたの?

・部下を励ますフレーズは、「頑張りすぎるな」がベスト(pp144)。自分にあてはめてみるとそうだけど、一般的な日本人や東南アジアのスタッフにはどうだろうか。試してみたい。


<その他>
・10分で読めた。中学生のとき、こういった本を図書館で借りて大量に読んでいたので知識がストックされていたのだろう。






今日のインプット

なし



2016年2月14日日曜日

『ザ・プロフェッショナル―21世紀をいかに生き抜くか』

大前研一(2005)『ザ・プロフェッショナル―21世紀をいかに生き抜くか』ダイヤモンド社


<きっかけ>
・書店で見て面白そうだと思った。
・キャリアで迷うことがあった。
・どの会社でも通用するプロフェッショナルになりたいと思っていた。


<読む前に期待したこと>
・40代、50代のアウトプットの時期にプロフェッショナルとして活躍するには、今どういった勉強をしたらよいか知る。
・同様に、仕事に今どのように向き合えばよいか知る。


<実際に読んでみて>
・多くのプロフェッショナルを排出するマッキンゼーの会議は、論と論とを闘わせる知的格闘技と捉えられており、和を持って尊しといった態度をよしとはしない(pp149)。グローバル化が進む中、外国人役員がボードに入ったり、女性の登用が進むので、日本の会議室はおじさんばかりだったのは過去のものになりつつある。早くからこういった場に慣れる必要がある。海外で働いてこういった場に身をおくことができたのは僥倖であり、積極的に発言して機会を最大限活かしたい。

・アメリカのビジネススクールでは、日本人の生徒が入るとクラス全体のレベルが落ちる(pp157)。知識が欠けているからではなく、日本人の弱点は質問力と発言力。一番最初に発言することで、ごりらはこの問題を解決しようと思います。

・立場が上の人であっても、他の人の発言を紹介することで代理議論をしかけ、論理的な議論を実現する(pp164-167)。



<その他>
・2005年の本だったが、あまり古いという印象はなかった。それだけ書いてあることが本質なのだろう。




今日のインプット

■読書 1時間


読書は、拾い読みとまとめ作成。



2016年2月13日土曜日

『孫正義 名語録』

三木雄信(2011)『孫正義 名語録』ソフトバンク クリエイティブ


<きっかけ>
・書店で手にとってみてよさそうだった。
・キャリアで迷うことがあった。


<読む前に期待したこと>
・勇気の出た名語録を英語で説明できるようになる。


<実際に読んでみて>
・「なぜできないか」を言う者は、リーダーになってはならない。しかしその一方で、「なぜできないか」を言う部下を遠ざけてはいけない。それは、リーダーが「どうすればできるか」ということを考えるための「課題」のようなものだからだ(pp24-25)。
A real leader would not ask the reason why he or she cannot complete. On the other hand, you must not be hard on your subordinates to tell you the reason why he or she cannot complete. This is because a real reader would be aware of the challenge after his or her subordinate says so.


・うまくいかなくても、やったことは全部将来の自分にプラスになります(pp50)。
Whenever you try, you would gain the lesson whatever the result is.


・自分の人生の成り行きを他人のせいにしてはならない(pp70)。
Your life always depends on your decision and effort.


・「はからずも社長になりまして」と言うような人間は社長に向いていない(pp98)。
A real president would not say "Accidentally and fortunately I was assigned as a president".


・大きなことをするといつもこきおろされますが、数年で評価がかわるというのがパターンです(pp114)。
I'm aware that our reputation swings every few year we do something huge.



<その他>
孫正義という人は、明確なビジョンと熱意を持ったアーティストタイプのリーダーである一方で、サイエンスにも強いと気づかされる。

・英語だから余計に時間がかかるので、辞書の持ち込みと辞書を引くための時間をくださいと、アメリカの大検を受検する際に事務局に頼んだ(pp72)
・経営指標を1万探す(pp120-121)。
・天下りを要請しない(pp144-145)。
・地球の反対側の小さな女の子を微笑ませることができればそれに勝る幸せはない(pp184-185)。




今日のインプット

■読書 45分


読書は、拾い読みとまとめ作成。



2016年2月12日金曜日

『孫正義 「リスク」を「成功」に変える28のルール』

三木雄信(2014)『孫正義 「リスク」を「成功」に変える28のルール』中経出版


<きっかけ>
・最近、いろいろとキャリアで迷うことがあった
・孫氏の起業家精神は学ぶことが多いと感じていた


<読む前に期待したこと>
・孫正義のような、強いリーダーシップを持ったアーティスト的な経営者と一緒に仕事をするときに気をつけることを記録する
・自分が経営者になったときに苦労するかもしれないことを本書を元に今から考えておき、将来、すぐに決断できるようにする。
・今、できることを書き出してみる。


<実際に読んでみて>
・最終目標から逆算して計画を作る(pp27)
・しばらくあっていない人に会うことで、発想をリフレッシュする(pp63-67)。
・ロールモデルを見つけて、やり方を徹底的に研究・実践する(pp77-84)。
・撤退の基準を設けて突き進む(pp102-108)。
・孫正義は、3つの起業基準を持っていた(pp120)。提案書を持っていく際には下記を盛り込んでみよう。
①プラットフォームとなる事業
②No.1になることができる事業
③すでに成功が証明されている事業
・何度も失敗しても、一生をかけてトライする価値があると感じる事業に挑戦する(pp125-126)。 
・「押し付けられた仕事」こそ全力を注ぎ、肥やしにする(pp198)・
・つまらない仕事も全力でやる。そのうちに大きな仕事が舞い込む(pp250)。


<その他>
・リスクをとって仕事をするのも、リスクをとらないで仕事をするのも、結局は両方リスクがある(pp32)というのは、わが身を省みて納得した。
・会社の業績は、社長の生産性で決まる(pp173)。
・ソフトバンクは、稟議は電子化されており、24時間以内に反応ながければ承認扱いとなる(pp178)。




今日のインプット

■読書 40分


読書は、拾い読みとまとめ作成。

2016年2月11日木曜日

『MBAが会社を滅ぼす』

ヘンリー・ミンツバーグ著;池村千秋訳(2006)『MBAが会社を滅ぼす』日経BP社


<きっかけ>
・先輩に薦められた。



<読む前に期待したこと>
・会社を辞めてMBAを取得するとしたら、取得後にどのような業界でどようなポジションで働くと、投資の効果を最大化できるのか知る。


・MBAを会社で働きながら取得するとしたら、取得後にどのようなロビー活動をすることで会社内でやりたい実現するのか知る。


・MBAを取得したとしたら、取得後は社内でどのような態度でいることが高く評価されるのか知る。


<実際に読んでみて>
・マネジメントは、サイエンスに偏った計算型でもなく、アートに偏ったヒーロー型でもなく、バランスのとれた関与型でなければならない(pp12)。従来のMBA教育はクラフトが抜け落ちており、アートの十分とは言えず、サイエンスに重きを置きすぎている(pp127-128)。従来型のMBAを学ぶと、サイエンスに偏りがちになるので注意が必要と読めた。


・マネージャーは、客員指揮者のように定型的なことを扱うわけではなく、むしろ、突発的で厄介な仕事を引き受けるのが仕事(pp25)。この覚悟は持っていたので、自分のやっていることが肯定されたようでうれしかった。


・MBAは、せっかちで、分析を重視し、コントロールすることが好きな人を集めてしまう(pp27)。そういった人をにならないように気をつけなければならない。


・経営人材には、対人能力を持ったリーダーが必要であって、アカデミックなスペシャリストではない(pp32)。MBAを取得するかどうか迷っているなら、まずはリーダーシップを磨くこと(pp33)。同じく、従来型のMBAではソフトスキルは学べない(pp60)とある。したがって、ソフトスキルはMBA以外のところで学ぶか、経験値を積まなければならない。


・「MBA教育が生む印象」(pp92-93)の記載ある。よくない印象で、かつ、自分の心がけしだいで印象を変えることのみ書き出し対応を考えてみる。

2.マネジメントは、体系的分析に基づく意思決定である。つまり、マネジメントとは考えることであり、それはアートというよりサイエンスだ。クラフトなどまったく出番がない。

→MBAを取得しても、サイエンス一辺倒にならず、クラフトへの敬意を示す。

3. 意思決定に必要な情報は、言葉と数字からなる簡単な資料によって得る。意思決定を行うために、数字に「手を加え」、言葉を議論し、その過程でいくらか「倫理」も考慮する。

→数字の背後にある「志」をまず大事にする。数字は志の達成度を示す。提案書には、数字だけでなく、自分自身の行動による学び(クラフト)と、直感(アート)によるビジョンを盛り込むことで説得力が増すのではないかと気づいた。

4. マネージャーの下にある組織は、MBAの科目と同じように、財務、マーケティング、会計などの業務機能ごとにきれいに区分されている。それぞれの部門は、それぞれの手札であるテクニックを活用する。

→CSR部門、環境対応部門、女性活躍を支援する部門への敬意を忘れない。これらは、最近になって企業価値を高めることがわかってきた部門である。

7. MBA資格を持つマネージャーが戦略を立案した後は、部下(「人的資源」と呼ばれる)がかけずり回ってそれを実行に移す。戦略の実行は重要であり、マネージャーがコントロールするが、マネージャー自身が実行に携わることはない。

→クラフトを大切にする。全部をマネージャーが行う必要がないが、問題が起きたときに部下を助けられる程度には業務に精通している必要はある。

9. このようなマネージャーになるために、そしてすべての人の上に立つリーダーになるためには、まず二年間ビジネススクールにおとなしく通わなくてはならない。そうすることによって、あらゆるものをマネジメントできるようになるのだ。

→MBAを取得したからといって、あらゆるものをマネジメントすることはできない。実際に仕事を行う人のクラフト・思いを尊重する。MBA科目で呼ぶところの人的資源はすべて異なるものであり、すべて新たなものとして対応する必要があることを覚えておく。


<その他>
・従来型のMBAは、サイエンスを重視するあまり、アートとクラフトをないがしろにしているという指摘(pp20-22)はおもしろい。逆に言えば、アートとクラフトを兼ね備えた学生であることをアピールできれば、MBAの入学試験で有利になるということだと理解した。


・ケースメソッドは、どんな場面にぶつかっても多様な視点で状況を見つめ、同じ状況に対しても人によって多様な見方があることを知るための訓練になりうる(pp84)。


・すでにマネージャーである人間は、教室でマネージャー経験のない人材よりも成長できる(pp310)とある。


・優れた理論は、マネージャー自分の経験を理解するのに役立つ(pp317)とある。確かに、後になって書籍を読んで自分が経験したことはそういったことだったのかと分かることはある。同じく、「理論に照らして経験をじっくり振り返ることが学習の中核をなす」(pp317)も合点がいく。






今日のインプット

■読書 1時間5分


読書は、拾い読みとまとめ作成。

2016年2月10日水曜日

(114)「僕は失敗するのを恐れてはいません」


「僕は失敗するのを恐れてはいません。ただ、自分をどうやって風にするのか、わからないのです」
「ああ、それはおまえが学ばなくてはならない。おまえの命がかかっているからね」
「でも、僕ができなかったら?」
「その時は、おまえは夢を実現する途中で死ぬのだ。それでも、自分の運命が何か知りもしない何百万人よりかは、ずっとよい死に方なのだよ」



パウロ・コエーリョ著;山川絋矢・山川亜希子訳(1994)『アルケミスト ー 夢を旅した少年』地湧社、pp171



酔っ払いの無茶振りだってもっと実現可能なものだと思いますが、あと3日で自分を風にするという無理難題を課せられた少年は、錬金術師にうらみつらみをぶつけます。錬金術師は、失敗したら死ぬだけだと述べますが、一方で、自分の夢が何か知らないで死ぬよりもよい死に方であると少年に伝えます。「意味のない人生」「目標のない人生」「物語が続かない人生」を恐れるようになった原点は、この本からかもしれません。この考察は別の写真で書きます。





今日のインプット

なし


2016年2月9日火曜日

(113)「あなたは、僕の持っていたものを、全部与えてしまった」


「あなたは、僕の持っていたものを、全部与えてしまった」と少年は言った。「僕が一生かかってためたものだったのに!」
「でも、もし死んでしまったら、それが何の役に立つのだね?」と錬金術師は答えた。「おまえのお金でわれわれの命が三日間だけ助かったのだ。お金で命が救えることは、めったにないよ」



パウロ・コエーリョ著;山川絋矢・山川亜希子訳(1994)『アルケミスト ー 夢を旅した少年』地湧社、pp170



やっと話ができる程度に落ち着いた少年です。現実世界では、強盗にお金を渡した後、殺される可能性はありますが、それでも、お金を渡さずに抵抗したほうが失敗する可能性は高いです。運よくその場の強盗を撃退しても、仲間が近くにいるかもしれません。写真は、携帯電話の分割払いが無金利で購入できると案内する販促物です。メーカーから協力金がでているのでローン会社は利鞘を確保できるのでしょう。分割払い市場としてはかなり成熟している段階だと言えます。





今日のインプット

なし

2016年2月8日月曜日

(112)「彼がそうするところを見たいものだ」


「彼がそうするところを見たいものだ」と首領が言った。
「それには三日間必要です」と錬金術師が答えた。「彼はその力をお見せするために、自分を風に変えてみせます。もし、彼がそうできなかったならば、恐れ多くも私どもは、あなたの部族の名誉のために、命をさしあげます」
「すでにわしのものであるものを、おまえはわしに差し出すことはできぬ」と首領は尊大な口調で言った。



パウロ・コエーリョ著;山川絋矢・山川亜希子訳(1994)『アルケミスト ー 夢を旅した少年』地湧社、pp169



この後、首領は少年に三日間の猶予が与えます。果たして少年は自身を風にすることができるのでしょうか。写真は、中華料理屋で注文したレモンジュースです。なかなかお店がやっていない時期に観光で来てしまいました。





今日のインプット

なし

2016年2月7日日曜日

(111)「おまえの友人は何者だ」


「おまえの友人は何者だ」と首領がたずねた。
「錬金術師です」と錬金術師は言った。「彼は自然の力を理解しています。そして、彼は自分のすごい力を、みなさんにお見せしたいと言っています」
少年は黙って聞いていた。そして、恐れていた。
「ここでよそ者が何をしているのだ?」ともう一人の男が聞いた。
「彼は、あなた方にお金をさしあげるために持ってきました」少年が一言も言わないうちに、錬金術師が言った。そして、少年のかばんをつかむと、錬金術師は金貨を首領にさし出した。
アラブ人は黙ってそれを受け取った。それは武器が十分に買える額だった。
「錬金術師とはいったい何なのか?」と彼は聞いた。
「自然と世界を理解している男のことです。彼はその気になれば、風の力でこの野営地を破壊することもできます」
男たちは笑った。



パウロ・コエーリョ著;山川絋矢・山川亜希子訳(1994)『アルケミスト ー 夢を旅した少年』地湧社、pp168



恐怖で何もいえない少年とは対照的に、錬金術師は部族の質問にすらすらと答えていきます。錬金術師は、少年こそが錬金術師であると部族に説明します。さらに、少年は自分を風に変えることができるとまで吹聴し、少年がクリスタル商人のところで稼いだ金貨を部族に渡してしまいます。初めてこの箇所を読んだとき、誤植ではないかと思いました。自殺行為にも等しいこれらの自暴自棄な行動は、実は錬金術師の作戦があることが後でわかります。このシーンだけ、錬金術師の役を映画でやってみたいです。





今日のインプット

なし

2016年2月6日土曜日

(110)そこでは部族の首領が、部下と会議を開いていた。


そこでは部族の首領が、部下と会議を開いていた。
「こいつらはスパイだ」と男の一人が言った。
「われわれはただの旅行者です」と錬金術師が答えた。



パウロ・コエーリョ著;山川絋矢・山川亜希子訳(1994)『アルケミスト ー 夢を旅した少年』地湧社、pp167



拘束され、部族のキャンプに連れていかれた少年と錬金術師です。少年は恐怖で何も言えない一方で、錬金術師はこの後、奇想天外なことを話しはじます。





今日のインプット

■その他 1時間40分


その他は、問題集縦串と復習。

2016年2月5日金曜日

(109)五分後、少年は二人の馬に乗った男が、前方で彼らを待っているのに気がついた。


五分後、少年は二人の馬に乗った男が、前方で彼らを待っているのに気がついた。少年が錬金術師に何も言わないうちに、その二人は十人になり、すぐに百人になった。そして、彼らは砂丘のいたるところにいた。



パウロ・コエーリョ著;山川絋矢・山川亜希子訳(1994)『アルケミスト ー 夢を旅した少年』地湧社、pp167



二人は武装集団に拘束されるところから、物語はクライマックスに突入します。砂漠だからこそ、正面で待ち伏せされると、掩蔽物がない分逃げ道がないので恐怖感が強まります。





今日のインプット

■その他 1時間10分


その他は、問題集縦串。

2016年2月4日木曜日

(108)「この砂漠は、かつては海だった」


「この砂漠は、かつては海だった」と彼は言った。
「僕も気がつきました」と少年は答えた。



パウロ・コエーリョ著;山川絋矢・山川亜希子訳(1994)『アルケミスト ー 夢を旅した少年』地湧社、pp166



「ここは、かつて海だった」というのは、ごりらの好きな言葉です。ここには見えないけれど、ここにあったものに思いを馳せるのは、心に余裕がなければできません。手前の木も、いくつもの別れと出会いを見てきたのでしょう。





今日のインプット

なし


2016年2月3日水曜日

(107)「もうじき別々の道を行くようになるのでしたら、」


「もうじき別々の道を行くようになるのでしたら、僕に錬金術師を教えてください」と少年は言った。
「おまえはもう、錬金術を知っている。それは大いなる魂とつながることであり、おまえのためにとってある宝物を発見するということなのだ」



パウロ・コエーリョ著;山川絋矢・山川亜希子訳(1994)『アルケミスト ー 夢を旅した少年』地湧社、pp164



ピラミッドまで、とうとうあと2日のところまで二人は来ました。少年はすでに錬金術を体得していると、錬金術師は言います。その錬金術とは、鉛を金に変えることではなく、大いなる魂と一体化することだと加えます。





今日のインプット

なし

2016年2月2日火曜日

(106)すべては一つだ、と少年は思った。


すべては一つだ、と少年は思った。その時、まるで砂漠が錬金術師の言葉は正しいと証明したがっているかのように、彼らのうしろから、馬に乗った男が二人現われた。



パウロ・コエーリョ著;山川絋矢・山川亜希子訳(1994)『アルケミスト ー 夢を旅した少年』地湧社、pp163



梵我一如のことだと分かったのは、ずっと後のことです。梵我一如とは、世界と自分が一つであることに気づくことで悟りを得る古代インドのバラモンの教えです。キリスト教、イスラム教、バラモン教、プラトンのイデアがでてきました。高校の倫理の教科書を一度読んだ後にアルケミストを読んでみると、気づきがあります。





今日のインプット

なし

2016年2月1日月曜日

(105)「おまえに、人生で最も単純なレッスンを教えるためだ」


「おまえに、人生で最も単純なレッスンを教えるためだ」と錬金術師は答えた。「おまえが自分の内にすばらしい宝物を持っていて、そのことを他の人に話したとしても、めったに信じてもらえないものなのだよ」



パウロ・コエーリョ著;山川絋矢・山川亜希子訳(1994)『アルケミスト ー 夢を旅した少年』地湧社、pp161



砂漠で出会った旅団をやりすごした少年と錬金術師の会話。現代は、何でも貨幣に交換しすぎると思う。貨幣に交換する、まさにそのことによって、人は不幸になっている。なぜなら、幸せを貨幣で測定した場合、世界で一人しか幸せな人はいないからだ。自分の好きなことを見つけて楽しむのが、人生を有意義に過ごすこつだと思う。





今日のインプット

■その他 15分


その他は、問題集縦串。




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